先日、お家サロンをされている方が
こんなことを嘆いていらっしゃいました。
「苦手なお客様が来ると会話ができなくて苦痛なんです…」
もしかしたら、
あなたも同じように感じることが
あるかもしれません。
施術は短くても数十分、
長いと2時間ほどお客様と共に
時間を過ごします。
だからこそ、
『苦手なお客様かもしれないなぁ』と感じると
相当しんどく感じてしまうのではないでしょうか。
ですが、その思いはお客様にも伝わってしまいます。
あなたも今までの交友関係の中で
こんな経験がないでしょうか?
たとえば、
『あの人、私に好意を持ってくれているんだろうなぁ』と
感じること。
一方で、
『この人はきっと私のことを好きではないんだろうなぁ』と
感じることもあったはずです。
好き
という気持ちも、
苦手
という気持ちも、
気持ちは目には見えないはずなのに、
不思議とお客様に
伝わってしまいます。
とはいえ、
『苦手』と思う気持ちを
すぐに変えることは難しいでしょう。
そんな時に大事にしてみていただきたいことがあります。
苦手なお客様を迎えたときは…
それは、お客様の名前を何度も呼ぶことです。
新規のお客様であっても、
いらっしゃったら
「〇〇様ですか。
お待ちしていました^^」と、
お迎えする。
カウンセリングをする際にも
「施術を始める前に
〇〇さんのことを
少し教えていただけますか?」と、
聞き始める。
施術中も
「〇〇さんのお肌は~」と話し出す。
という具合に、お客様のお名前を何度も呼ぶ。
なぜ、そんなことをするのか。
それは、
【人は名前を呼ばれると
『大事にしてもらえている』と、
特別感を持てるから】です。
不思議なもので
相手の名前を何度も呼ぶと、
こちらの苦手に感じていた気持ちも
和らいでいきます。
そして、何より
お客様の名前を何度も呼ぶことで、
お客様があなたのことを好きになっていってくれます。
『苦手なお客様かもしれない』
そんな風に感じた際には、
気まずい気持ちを隠そうとするのではなく、
また、無理に話さなくては!と思うのでもなく、
お客様の名前を何度も口にしよう!
と、思ってみる。
それだけで、
あなたとお客様との関係が
あたたまっていくはずです。